やはり起点はデカギスの日常化
デカギスは普通に釣れる。
そんな情報の変化の中で、エサが大型化した、それが前回の"エサ革命"でした。


実は釣り方も変わって来ています。

そのディテールを考えるにつれ、ベイトリールが有効なのではないか、という思いが強まって来ました。
 
最近はベイトに興味がある人も多いと聞きます。それじゃあその可能性を考えてみようじゃないか!

ポイントの変化から
現在のちょい投げキス釣りはサイズをもとめ、フルキャストの引き釣りから、シモリとシモリの間、岩礁の際、沈み根などストラクチャーやピンポイントをタイトに攻めるメソッドが広がりつつあります。

そこでは飛距離より的確なキャストが求められます。

☝️ピンポイント狙いならベイト!
ベイトは基本動作を習熟しさえすれば、キャストの精度を高めるのはスピニングより平易です。

また飛距離の調節、ソフトな着水、仕掛け絡みを低減するサミングも、スピニングのフェザリングより簡単です。

アフターバイトリアクションの変化から
警戒心の強いデカギスに違和感を持たれないように、アタリが来たら"送り込む"というリアクションが一般化して来ているように見えます。
スピニングだと竿を送り込むことになり、糸ふけが生じます。

☝️警戒心の強いデカギスにはベイト!
ベイトはクラッチを切ったまま親指で軽くスプールを押さえて待ち、アタリが来れば親指を離してラインをフリーにすることができます。
これはドラグフリー釣法のちょい投げの版とも言えそうです。

そして微かにスプールに触れることで、ラインの微妙な動きも直に感じることができ、味のいいやり取りが楽しめます。


どうでしょう?
現代のピンポイント&ステイのキスちょい投げに於いてはベイトが理論上有利な局面もある、とは言えないでしょうか。

世にベイト信者はたくさんいます。
そんな変わり者がキス釣りシーンにも、ドヤ顔で参入してきたら、面白い。

好きな釣りにどんどん新しい趣向、主張がでるて来るのは嬉しいことだと思います。

安価で使いやすいベイトリールを紹介します。
ダイワのディフュージョンブランド、スポーツラインのハリケーンです。
ベイトの魅力を知ってしまうと、スピニングが使えなくなるのでご注意を。