2月18日（日）神戸平磯海づり公園へ。
開門30分前でも3人…
さて、朝イチはいつものおじさんたちと6番で釣りますが激シブさ半端なし。
先週よりあかん、らしい。
水温も下がって7.8℃、ほぼ今年最低水温。
潮も強く速いので、いつもの遠投ピンポイント釣法（沖の根を直撃する釣り方）は底がとれず早々に趣向を変えます。
久しぶりに10番テトラ穴打ち！
久しぶりに穴釣りをやってみよう！
でも釣り荒れている足元は狙いません。
低水温期は活きエサで
今日はさすがにシラサエビ、低水温期サンマやサバは確率が下がります。
穴釣りでシラサは消耗が激しいので2杯用意します。
今日はお昼で使い切りました。
狙って獲るならベイトリール
5m以上の磯竿3号、ベイトリールは必須。
スピニングリールは着底が分かりにくく、運任せの釣りになりがちで効率を下げますし、サイズダウンの可能性も高くなります。
仕掛けはショートキャロ
おもりは8〜10号、ガシラ針12号、ハリス3号は細いシラサ仕様。
ハリスは10cmとbtは短めが好みで、限りなくテキサスに近いキャロです。
長めにしてジグヘッドや、スプリットショットをかます人もいます。
スイベルとおもりの間にシモリ玉を緩衝材として入れています。
流行りの直リグや、ブラクリは引っかかって回収する時、飛んで来そうで怖いので使いません。
また低水温・低活性時には、違和感が大きくサイズアップには不利と考えています。
ブラクリはコスパの問題もありますね。
狙いは10mほど先の穴
荒れていない遠い穴を狙います。
長い竿を使ったピッチングなら簡単にピンポイントに入ります。
ブランコみたいに仕掛けを振り、サミングでピンスポットに"置いてくる"感じはバスケのレイアップシュートの感覚です。
浅い場所に仕掛けを入れない
大事なのは最低5秒以上フォールする穴に入れること。
着底のトン！という合図が無かったり、
浅い場所に入ったら即、再投入しますが、スピニングではそれが分かりにくいのです。
また冬はワカメが多く、そこに乗ってしまうと釣れません。
モワッと着底した時も必ず再投入です。
ベイトなら砂か岩やテトラかワカメか、底質まで分かります。
何段もひつこく落とす
仕掛けを投入したら、竿を微妙に動かして、2段、3段下へ、下へ、とエサをテトラの奥深く落としていきます。
そして深いポイントに入ったら、決して動かしません。
"誘い"等は全くの無駄どころか、せっかくのチャンスを根掛かりで無にします。
こんな場所を狙おう
まず、ここは水深10m位ありますが比較的簡単に入ります。
潮と風を読んでテトラの裏に入れます。
当然スレますので道糸はナイロン4号以上を使います。
写真をタップして拡大すればラインが見えます。
置き竿で、竿から離れて待つ
低水温期はいきなり潜られることはありません。
置き竿で柔らかな磯竿の穂先を、離れて見守ります。
気にすべきはショートバイト。
細かなアタリがあっても合わせません。
上記のタックルなら少々潜られても、十分抜けますから、竿先がずん、ずずんと沈むまで我慢します。
そして
ぶぶぶ、と18cm…まぁこの季節なら、釣れるだけ幸せです。ほんまに。
感謝してリリースしました。
釣れた穴はサイズダウン
さらに攻めたくなる気持ちは分かりますが、ガシラは大きな強い個体からバイトして来ます。
サイズアップしたいなら別の穴を攻めるのが筋のいい攻めです。
ぐりぐり落としてサイズアップ！
この穴は2回止まりましたが、粘れば7〜8mまで落とせました。
小さなアタリも放置…
巻いたら釣れてた。
低水温期にはよくあることです。
ガシラは体高！
縦に大きなガシラはカッコいいです！
サイズより重量感を味わえました。
しかし残念…
おなかパンパンのお母さんガシラ。
お母さんは良型でもリリース。
食べてもゴムみたいで不味いので逃してやってください。
潮によっていい穴は変わる
穴はたくさんありますが、潮によって深く入る穴は変わります。
また全く穴にいない日もあります。
意味のある穴打ちをどれだけ多くできるか、それが低水温期の勝負どころです。
雑な爆釣より価値ある1匹を
今日は実際ボウズの人がほとんどだったようですが、なんとか釣れたのには明確な理由があります。すなわち、
真似すれば誰だって釣れるんです。
春の気配、気温は緩めども。
海はまだまだ厳寒期ですが、丁寧な攻めで、価値ある1匹を狙って釣りに行きましょう。
えっ、廃盤？シマノの安い磯竿
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