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昔むかしは潮見表のために釣り雑誌やスポーツ新聞を買っていませんでしたか?

他に入手方法がなかったから。

それが今はスマホでただで見れる。

グラフになって分かり易くなった。

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釣り雑誌や新聞は大事な"買われる理由"を失い、どんどん休刊に追いやられた。

なんて、まんざら間違いでもないと思いませんか?

ベテランならグラフを見なくても、潮見表の数値だけで分かるかな?


そこで問題でーす!

下記2月18日の潮はグラフにするとどんな感じかな??中潮だよ!答えは後で!

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左から日付、潮、満潮、潮位、干潮、潮位


潮見表がグラフ化されたメリットは手軽さだけではない。

いわゆる大潮、中潮〜長潮、若潮が、どう違うのかイメージがついた。


大潮と
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小潮はこんなに違うんだ!

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若潮ってこんなんか!

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え!大潮でも流れない日もあるんだ!
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なんて、楽にその日、特有の潮が分かるようになった。

これは激しく、奇妙な潮流変化の多い大阪湾の釣りの精度を高めたと思う。
垂水一文字や平磯、須磨海づり公園の初心と初級の分岐点は、潮を気にするかどうかですよね。


さて問題の答え。

2月18日の潮はこうだった。

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もう一度、潮見表を見て見よう。

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左から日付、潮、満潮、潮位、干潮、潮位


よ〜く見れば、朝は確かに理解できる。
でも、あれ?15時頃の干潮みたいな窪みはなんなんだ??
潮見表には表現されない"干満"がある。

実際のこの日は…
この日のグラフはかなり正しかった。
狙いはけったいな潮止まり。
グラフの平坦な時間帯を狙う。

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釣れた時間を画像記録で見るとまさに、けったいな潮止まり。

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これが偶然か、作戦的中かは分からない。

でもそういうのが、初心、初級でも楽しめてしまえるのは潮見表がグラフ化、視覚化されたからこそだろう。

釣り雑誌は潮見表のないムックや季刊誌ばかりになった。

少年時代、あー日曜は小潮ばっかりやん。

などと月一回の釣りへの夢の入り口だった潮見表の魔法の数字は、この世から姿を消してしまうのだろうか。


海の男に。