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23アンタレスDCは

スマホとつながる?


もうご存知の方も多いかと思いますが、23アンタレスDC(カルコンDCの可能性も)はスマホとつなげてパラメーターをいじれたり、いろいろな設定を通信、ダウンロードできる仕様になるという噂があります。


エビデンスも公開されてましたが、シマノの特許情報を見ると審査中なのか、今は載ってない。


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でもこういうスペックは遅かれ早かれ実用化されてなんの不思議もないので、本当だとして進めます。


さて、bt21アンタレスDCを買おうと決めてたのですが、23アンタレスDCの噂でちょっと迷っています。


ベイトがスピニングみたいに簡単、楽々になっちゃったらつまんないじゃん!とも思いますが、、、

 

まぁ23アンタレスDCが完璧に動作したとして、個人のクセを大量に読ませてディープラーニングしても、状況変わる、体調変わる、気分も変わる、多すぎる不確定要素に対応できるとは思えないし、村田さんモード(多分無い)をダウンロードしてもネタにしかならないし。笑

 

 

ただぐるっと回って、23アンタレスDCが先進技術を纏ったとしても、ベイトの「不便」は絶対残る、初代iPhoneみたいな不備も絶対ある。


それはなんと切なくも愛らしいことか、と惹かれてしまう。

 

そこが迷うところなのです。


以上、23アンタレスDCの噂話はここまで!

 


 

ベイトを投げない

人生なんて


どうしてそこまで話が大きくなるんだ?

追い詰めるんだ?笑

 

飛ばない、トラブる、メリットない。


そんなベイトリールをどうして使うのか。


スピニングリールの世界線を歩んできた釣り人には到底理解しがたいことだと思います。




ベイトに

メリットはないよね


ベイトを愛する人ほど知っている事実。


ほんの一部の釣りを除いてスピニングリールに勝るメリットはありません。


それでも、ベイトは素晴らしいんだよ!と叫びたい気持ちを抑えながら、一所懸命に「理知的」「合理的」「論理的」に説明しようとする人がいます。


アキュラシー、低弾道、手返し、フォール時の感覚、トルク・・・


ところが「理知的」「合理的」「論理的」に説明すればするほど、ベイトリールの素晴らしさからはどんどん遠くなっていくように感じるのはなぜでしょうか。


ひとつは読み手の"自分ごと"にならない局所的なメリットが多いこと。


そしてもうひとつが本題、ベイトの素晴らしさは「不便」「非合理」だと言うことです。


今回はもう一歩進んで、ベイトは「不便」なのがいい、というのは誰もが言うところですが、その不便は単なる愛着にすぎないのか?を考えます。



実は不便には8つのメリットがあります。


先にその前提から理解しましょう。



人は何を欲しがって

いるのか?

 

「便利な方が無条件に好ましい」「合理的なことは必ず正しい」



そんなことないですよね。


 

・校則があって不自由だから青春できた

・遠足のおやつは300円までだから買うのが盛り上がる

・配信でいいのに、雨の中ずぶぬれになって観たフェスが忘れられない

・トラブルばかりだった旅がいい思い出

・パソコンでメモを取る人より、手書きする人の方が信頼できる

・彼のがっかりな所がとても好きだった



幸せは非合理の中にもたくさんあるように感じます。

 

いったい、人は何を欲しがっているのでしょうか?



不便益という考え方


さきほどの例に共通しているのは「手間(ひま)、負荷、遠回り、苦労があることで体験そのものが感慨深くなり、記憶と印象に強く残りやすい、幸せを感じやすい」ということです。

 

それを不便益と言うそうです。

 

「便利」から得られるメリットがあるのは当然としながらも、不便から得られる益はさらに強く人の心を打つことがある。


これが決して新しい考え方でも、高尚な考え方でも無いのは理解できるかと思います。


ただここから目を背ける人、きちんと考えられない人がとても多いだけです。

 

そしてベイトリールは図らずも、絶妙にこの不便益と便益を合わせ持っている。


それがベイトリールを使い、「ベイトを投げない人生なんて」とまで言わせる理由です。



ベイトの不便から

得られる8つのメリット

 

ベイトの不便益をもう少し具体的に、


いや、あまり喋り過ぎてしまうのは野暮というもの、不便から得られるメリット(益)を並べるに留めます。


ここから先はあなたのベイトリールへの思いと紐づけてください。


 

不便から得られる8つのメリット


能力低下を防ぐ

Prevent downskilling

 

上達できる

Improve

 

工夫できる

Devise ways

 

安心・信頼できる

Feel at ease,Feel reliability

 

発見できる

Enhance awareness

 

対象系を理解できる

Understand systems

 

主体性が持てる

Make original

 

俺だけ感がある

Personalization

 

どうです?いやっていうほどベイトのメリットですよね。




不便益を好むのは

女性とZ世代

 

ところで「不便益」なんてきっと昭和のおっさんのノスタルジーだと思っていたのですよ、btは。


ところが「便利になりすぎることに抵抗がある」と感じるのは、1020代のいわゆるZ世代、デジタルネイティブと呼ばれる人ら、さらには女性に多いらしいのです。


男は世代に関わらず「便利でいいんじゃね」。笑

 

甦って、釣りという趣味を考えれば「不便益」の塊みたいなもの、意外と1020代の女性に共感があるのでは、なんて考えてみたりしています。


そう言えば若い女の子がベイトを普通にぶん投げている姿をインスタでよくみるような、、、。



そして不便益が分かるといろんなことが見えてきます。



シマノのマーケティング

はすごい

 

22イグジストがなぜ売れないか。


それは合理的な便利は必ず正しい、という思想から抜け出れていないからではないでしょうか。


軽くて強くてカッコよければ売れないわけがない。

 

高学歴、高所得のまじめなイケメンなら、あなたを絶対的に幸せにする、という論理です。


これは間違ってはいません。

正しいのです。

 

ところが人間ってやつは、そこだけを求めてはいないのですね。


「便利」が当たり前だったスピニングに、なんかちょっとトラブりそうなのが出る。


使う人を選びそうなやつが出る。


それが22ステラの異常ともいえる人気の要因なのは明白です。


そこに、チャレンジがある。

 

そんな22ステラをbtは「ベイトのような」とか



「未完の美」と表現しました。



 

 

どこまで行ってもベイトリールは「不便」である、と読み切った上で、23アンタレスDCのように、これでもかと「便利」を打ち出していく。


「便利」は当たり前、と思われていたスピニングに絶妙に「不便」を持ち込む。



 

それはこだわりや、向上心、ひいてはロマンとなり人の心を長く、強く打つことになる、すなわち「ブランド」です。

 

考えることはできても、それを実行できているシマノのマーケティングはすごい、としか言いようがありません。


そしてその背後にいるだろう村田基さんはもっとすごい。


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今後、人々の感性はさらに洗練・成熟されてくでしょう。


22ステラやベイトリールのような「不便益」はうねりをもって広がっていくと思います。






Very Special Thanks

BASARA様の登録者であるヤマヤマ様


参考文献

『不便益という発想』川上浩司著、インプレス

 



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21アンタレスDCか

23アンタレスDCか

 

うーん、迷う。

ほんまにでるのか23アンタレスDC。。