
ピカタは時代に
ぴったりの料理
家庭料理にとって「正義」とは何だろう。
食べる側からすれば、安心で、ボリュームがあって、おいしくて、そしてほんのちょっと驚きがある。
用意する側にとっては安くて「簡単」なこと。
面白いのは高齢層の求める簡単は「即食」(できあい)で、比較的若い世代の求める簡単は「手作り」という点。
マーケティング上では高齢者にセグメントされるbtだけど、若い世代にも届いて欲しいな、という思いでレシピを書いています。
ピカタはお魚でも鶏肉でもできるので覚えて損はないレシピ。
みんな大好きな卵とチーズでふんわりと、少ない材料をボリュームアップできて、揚げ物よりずっと簡単です。
キスのピカタ白ワインの
にんにくレモンソース
【材料】
キス17匹
塩・胡椒 適量
小麦粉 大さじ1
バター 20g(10gずつ2回分)※
《ソース》(ケチャップでもいいよ)
白ワイン 100cc
レモンの搾り汁 1/2個分
にんにく 半分
バター 10g
〈卵液〉
卵 2個
パセリのみじん切り 適量
粉チーズ 大さじ1
塩・胡椒 適量
【作り方】
キスは背開きにする
ボウルに卵液の材料を入れ混ぜる
にんにくをみじん切りにする
背開きしたキスに軽く塩胡椒し、小麦粉をまぶす。
キスに卵液をつける
フライパンにバターを入れ、泡立つまで加熱する。
キスを皮目から焼く。
反対面に軽く火を通して皿に盛る。
※今回は2回に分けて焼いた。
ピカタはそのままでも、ケチャップを付けてもおいしいですが、今日はフレンチっぽく、キスを焼いたフライパンは洗わず白ワイン、にんにく、レモンを入れ加熱し、最後にバターを入れてソースとしました。
本場のピカタは卵抜き?
ピカタはイタリアのフィレンツェの発祥と言われています。
イタリアでピッカータ(piccata)はバター焼きした仔牛にレモンをかけたものを指し、卵は使わないとか。
卵を使ったピカタは、フランスやアメリカの家庭料理に登場し、レモンを添えることが多いようです。
和食では卵液を塗って焼く「黄金焼き」があります。
いったい
誰が買うのか、、、
これを読み聞かせされたお子様の未来を案じてしまいます。

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コメント
コメント一覧 (2)
素直に美味しそうで、またキス釣りに行ってしまいそうです。。笑
ありがとうございます😊
ぎょうさん釣って卵10個分くらい、作ってください。