普段はあまり作らない和風パスタを、家庭にある食材だけで作ろうと思った。
和風パスタの生みの親「壁の穴」の創業者の言葉に「丼やお茶漬けに使う食材ならスパゲッティにも合うはず」がある。
海苔、梅、焼き魚、パスタ、合わないはずがない。笑
材料(3人分)
鱚 6匹(フィレ、皮つき)
焼海苔 全形4枚
日本酒 1/2カップ
砂糖 小さじ1
オリーブ油 大さじ1
梅肉 大さじ1
塩 適量
スパゲッティ(1.4mm) 200g
作り方
焼海苔をハサミで刻む
キスは皮目を炙る。
香ばしい焦げ目を作る。
鍋にお湯を沸かし塩を入れ、スパゲッティをゆでる。
フライパンにオリーブ油、日本酒、砂糖、焼海苔を入れ加熱し、まぜて海苔を溶かす。
火を止めて梅肉を入れよく混ぜ合わせる。
パスタのゆで汁をお玉一杯分入れる。
ゆで上がったスパゲッティをフライパンに入れ、火にかけ海苔ソースが絡まるように混ぜる。
炙ったキスを入れ、オリーブ油(分量外)を回しかけ、さっくりと混ぜ、キスに火を通す。
皿に盛りつける。
プリモとしては悪くない。
磯の香り漂う面白い一品には間違いが、ひとり60g強と控えたものの、それでもちょっと重く、食べ飽きがする。
これはもっと量を抑えて、続くセコンドに期待をつなぐ位置づけが正しいのだろうね。
少量の海苔のパスタの後に、お肉やお魚の素敵な料理があってこそ輝くプリモピアットだと思う。
それって和風じゃないよな。
和風パスタの本質
どうもbtは和風パスタの本質を見誤っていたようです。
和風パスタはそれ一皿で満足を得る必要があります。
逆にイタリアンでは、そこでお腹いっぱいにするものではないのですね。
もしパスタだけで完結するジャパニーズスタイルにするなら、鱚の代わりに貝やエビや軟体が入ったシーフードミックスを使い、バターや醤油を入れて大葉を刻むなど、たんぱく質と脂肪分を強化することになるのでしょう。
イタリアンは、プリモピアット、一皿目はでんぷん(炭水化物)をパスタやリゾット、パスタ入りのスープなどで。
そりゃ美味しいでしょう!タコのラグー
セコンドピアット、二皿目はお肉や魚料理でたんぱく質・脂質を。
そしてコントルノと呼ばれる副菜でビタミンやミネラルを。
荒っぽく言えばそういう栄養バランスで献立は構成されます。
素材の違いより、役割の違い、そこに和風パスタとイタリアンの本質があります。
和風パスタが
好きじゃない理由
食べればおいしいのに和風パスタを避けるbt。
よくよく考えれば和風パスタとデートは親和性が高く、あまりモテなかったbtはどうもそこにやっかみがあるようです。
和風パスタはbtにとって「すっぱい葡萄」のようです。
淡路島の海苔
コンビニおにぎりでしか海苔を食べたことが無い人も多いのかな?
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コメント
コメント一覧 (2)
難しいことは分かりませんが、好きなパスタ屋はRYU-RYU一択です。
キスの皮目を炙るのは、料理の幅が広がりそうなので今度試してみます。
今秋は自家製パスタに入れるイカも調達するのが目標です。
キスが続くと家族が食べ飽きてくるので、色々レシピを参考にさせて頂きますね。
RYU-RYUは私の世代からすると初々しいカップルのお店でした。今はもう大御所で広い世代に人気のようですね。
私は、、こなな、ですかね。笑